アブダビから

今は、世界中のどこにいても、いろんな国のいろんな牧師のメッセージが聞けます。私たちが最近、毎週好んで聞いているのは、ソウル・サラン教会日本語礼拝の坂本牧師のメッセージです。韓日通訳の名手ですが、メッセージも大変励まされます。先だって、Sさんが韓国に行ったとき、たまたまその礼拝に出席され、その感動を興奮して伝えてくれました。

 先週は、アラブ首長国連邦に単身赴任している知人の奥様から、アブダビ発のメールをいただきました。

昨秋、ご主人を訪問して10日ほど滞在したが、窓から決まった時間に流れてくるコーランのためか、だんだん祈ることができなくなり、自分の弱さを知らされた、その時、インターネットで日本語のメッセージを聞くことができた・・・

「まさに砂漠の泉のように、からからに乾いた私の魂が潤ったあの経験、忘れることができません。今回は2週間ほどの滞在で、去年のテツを踏まぬよう、友人にも祈りのお願いをし、薦められた本も持っていきました。おかげで、日本にいる時よりもたくさん御言葉に親しみ、日本語のメッセージもじっくり聞くことができました]。

 そして、こう書かれていました。「聖霊様は風というメッセージを聞いた後、ドーハで砂丘を見ました。風が砂の上にみるみる『風紋』を作ってゆく様子に、ご聖霊も見えないけれど私たちを作り変えて『風紋』を残してくださっているなぁ、ふとそんなことを感じたのでした。」御言葉が働けば、乾燥した砂漠の風景も、主の御臨在を思わせる光景に変わります。

 いつでも「御言葉の泉」を掘り当てましょう。毎日の個人礼拝、グループ礼拝、主日の礼拝を大切にしましょう。御言葉に触れ祈らなければ、砂漠でなくても、知らず知らずのうちに心は渇きます。逆に、主とともにあれば砂漠でも潤います。