聖書は不死

2000年来、キリストと聖書と教会は、様々な攻撃を受けてきました。キリストは冒涜され、聖書や教会堂は焼き払われました。今日でもそうです。今は、ダ・ヴィンチ・コードというフィクションがまるで事実であるかのように、根拠のない、単なる誤謬を世界にばら撒いて、人々の心を福音からそらそうとしています。しかし、心配はいりません。神から出たことではないので、やがて消え去ります。以下の文を紹介します。

「過去1800年、人々は聖書を攻撃し、発行を禁じてきた。しかし、聖書は今も堅固で消し去られることはない。発行部数は増加し、愛され、尊重され、読まれている。批判者が聖書に加える攻撃は、小さなハンマーでエジプトのピラミッドを壊そうとするようなものである。フランス王が教会を迫害しようとしたとき、元戦士で老政治家は『陛下、神の教会はハンマーで何度叩いてもビクともしない岩盤です』と言った。そのように、ハンマーは長年聖書を叩いてきたが、磨耗するのはハンマーの方で岩盤は何らダメージを受けていない。聖書が神から出たものでなければ、とっくに抹殺されていただろう。皇帝、法王、宗教家、支配者はみな撲滅を試みた。彼らはみな死に絶え、聖書は今も生きている」(Lea, GBW, 17–18)。

「幾度となく聖書の死を告げる鐘が鳴らされ、葬儀が出され、墓碑銘が彫られ、弔辞が読まれた。しかし、死体は墓地に留まらない。聖書ほど切り刻まれ、刺され、ふるいにかけられ、批判され、けなされた書はない。どんな哲学、宗教、心理学がこれほどの攻撃を受けただろうか。これほどの悪意と懐疑をもって。しかし、聖書は今もなお多くの人々に愛され、研究されている」(Ramm)。

「18世紀のフランス人思想家ヴォルテールは、百年以内にキリスト教は歴史から姿を消すと言った。では、実際はどうなったか。歴史から姿を消したのはヴォルテールで、聖書の発行部数は世界で増え続け、各地に祝福をもたらした。」(Collett)。「ヴォルテールが死んでわずか50年後、彼の印刷機と家を使ってジュネーブ聖書協会が大量の聖書を印刷した」 (Geisler/Nix)。