10分を3ヶ月

「求めなさい。そうすれば与えられます・・・(天の父が)どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。」(マタイ7・7、11)

 GCCでは、詩篇23篇でもIコリント13章を半年交互にして、毎週礼拝で交読しています。皆さんに覚えていただくためでもあります。

そこで、今日はお勧めしたいことがあります。詩篇23篇でもIコリント13章でも、今の自分に必要だと思う聖書の言葉を1章か1段落選び、毎晩寝る前にゆっくりと噛みしめるように読んでみてください。記憶して心の中でじっくりと復唱するのもいいです。その言葉を、今自分に起っていることと関連させて10分ぐらいは思い巡らしてみてください。そして次が大切なのですが、その同じ箇所を読むことを3ヶ月以上続けてみてください。

  そうすれば、その日に、不愉快な気分や不安があっても次第に収まり、平安と確信が戻ってきます。翌朝には、新たな活力と希望が満ちて一日を始めることができます。そういう体験が繰り返されると、心の中にその言葉が刻みこまれて、気付かないうちに、喜び、平安、柔和、寛容、親切、勇気が育ち始めます。自分の発想、思考様式、行動形態が驚くほど変ってきます。何があっても、その言葉で反射的に肯定的な反応を示すようになります。思わぬ世界が開けてくることもあるでしょう。御言葉にとらえられ、生かされ、実を結ぶとこういうことなのか、という驚きを味わうことにもなるでしょう。

  大切なのは毎日続けることです。10分でいいのです。その10分が一日を支配し、生活全体を変えていきます。90日すれば900分(15時間)ですが、1日でまとめて15時間費やしてもせいぜい1週間のあなたしか変りません。しかし、毎日10分、90日続ければ人生が変り始めます。ぜひ試してください。

(2004-10-3)