聖書が教える一流の条件

いまアメリカ・大リーグ野球で、イチロー選手が年間最多安打という大記録に挑戦中です。すでに今までに打ち立てたさまざまな記録で、彼が一流選手であることを証明していると思いますが、年間最多安打を達成すれば超一流ということになるかもしれません。そして今後、彼の記録を破る者が入れば超イチローと呼ばれるでしょう。
  ところが、大リーグのエンジェルスというチームでスカウトをしているタック川本氏は、「大リーグの一流の条件は、グランドで数字を残すことではない」というのです。では、何が条件か。次の7つです。
 ?相手の話を耳を傾ける 
 ?相手を心からほめる 
 ?相手のためにできることはどんどんやる 
 ?相手に見返りを求めない 
 ?感謝の気持ちを忘れない 
 ?笑顔を絶やさない 
 ?相手を名前で呼ぶ
 
 これって、考えてみれば聖書と同じではありませんか。
 ?「語るに遅く、聞くに早く」(ヤコ1・19)「耳のある者は聞きなさい」(マタ13・   9) 
  ?「人を自分より優れた者と思いなさい」(ピリ2・3) 
 ?「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさ  い」(マタ7・12)「隣人を愛せよ」(マタ19・19) 
 ?「受けるよりも与えるほうが幸いである」(使20・35) 
 ?「すべての事について、感謝しなさい」(Iテサ5・18) 
 ?「いつも喜んでいなさい」(Iテサ5・16) 
 ?「わたしはあなたをあなたの名で呼ぶ。」(イザ45・4) 
   
 川本氏によれば、大リーグではグランドキーパーやチケット売りまで、一流であることを心がけているそうです。「チケット売りでもいいから、球場で働いてみたい」というような仕事は大リーグにはないといいます。みなプロ意識をもって働いているのですね。
 私たちもクリスチャンとしての一流を目指しましょう。

(2004-9-19)