マルコ14章42節

「立ちなさい。さあ、行くのです。見なさい。わたしを裏切る者が近づきました」。主はゲッセマネの祈りを「悲しみのあまり死ぬほどです」で始め、「立ちなさい」で結ばれました。十字架の恐怖と悲しみを祈りで克服されたのです。そうして、裏切り者ユダと剣や棒を持つ群衆に独りで立ち向かわれました。恐れや悲しみに支配されたまま、無為に時を移していてはなりません。事は祈りで決まります。