荒野に道ができる

「見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける」(イザヤ 43:19)。 今年、GCCにもこの御言葉が実現することを期待します。今までコツコツと聖書を学び、訓練してきたことが蓄積され、熱くなって一気に噴き出していくような予感があります。時が熟しつつあると感じます。 昨年12月の洗礼式、クリスマス礼拝と祝会でも、そう思いました。新しい神の家族が増え、子供たちも成長しています。祝会では、13組のグループのパフォーマンスがあり、その多彩さに感動しました。 賛美バンドのグループも、ジョイ!、ランプ&アルイエに続く、シェーカーズ(小学生)のグループまで誕生しているのを見て驚きました。この間まで教会の中を走り回っていたような子供たちが、楽器を演奏し、はつらつと歌っているのですから、「寝耳に水」(?)のような衝撃でした。しかも子供たちだけで自主的に結成したと聞き、嬉しくなりました。GCCの基本は、「心から進んで捧げる」(出エジプト35:5)という自主性です。その自主性も祝福の継承です。 今年、「新しい事」が起こると信じます。期待している「新しい事」だけではなく、思いもよらぬ「新しい事」が、教会に、個人個人の家庭や人生に起こるでしょう。また、「荒野に道」「荒地に川」という驚くような回復もあるでしょう。 それを起こしてくださるのは主です。それを期待し、今年もGCCは、初代教会のように「もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします」(使徒6:4)。この基本を怠っては「新しい事」は起こりませんし、起こっても継続されません。子供たちの成長も、奉仕者の方々が子供たちに「御言葉を教えることに専念し」(使徒18:5)てきたからです。 そして、今年も私たちは「世界を祝福する者」です。アブラハム契約に立ち、キリストに倣い、「祝福の源」となる役割を務めます。イスラエルを祝福し、世界を祝福する喜び、人々を祝福する楽しみを味わいたいと思います。