長引くコロナ禍、もしかして体重が気になっている方も少なくないのではないでしょうか。私もその一人です。この冬、娘が帰省しました。一ヶ月半ほどの滞在中、家族が寝静まった夜に、二人で甘いものを食すこと数回。薄々予感はありましたが、勇気を振り絞り、体重計に乗ってみると、予想通り！それに元々ぴったりだったジーンズは縮んだのかと思うほど。
娘は大学に戻り、娘と決別すると同時に、私はこの緩んだ肉体との決別を決意しました。方法を考えました。そこでふと思い出したのは一昔前に大流行りした、ビリーズ・ブートキャンプというエクササイズでした。
早速YouTubeで再生すると、照り輝く筋肉をもったビリー・ブランク隊長が、激しいエクササイズを汗だくで導いていました。何とか見よう見真似でやってみたところ、そのきつさは予想外…５０分以上ある動画の途中で、何回も停止ボタンを押したくなるのですが、決まってそんな時に、「もうやめるのか、ここはビリーズブートキャンプだ！力を出し惜しみするな、力を取っておこうなんて思うな、今この時に出し切れ！！結果は必ずついてくる！」とビリー隊長が喝を入れてくるのです。さらには「俺についてくれば必ず結果は約束する」とも…
汗だくになりながらだんだんとこの言葉をイエス様に言われている気がしてきました。イエス様について行くのもこういうことなんじゃないか、と。主に従う時に、何かを取っておこう、力をセーブしておこう、なんて思うから、中途半端になってしまうのだなあ、と。辛くても必死に、汗だくになってついていこうとするのって気持ちが良いことだ、と爽やかな思いになりました。しかもビリーの提示する「結果」は引き締まった肉体ですが、イエス様の約束してくださる結果は、永遠の報い、天の宝です。それは真に価値のあるものです。だとしたらそれに向かって全力で、一心不乱に神の国の建設事業に取り組んで行きたいと、思わされました。そのような目標を与えてくださった主に感謝しながら、今日も私は汗をかく。どなたかご一緒しませんか。（きのつらユキ）