酷暑が続き、少しでも動くのが億劫になっていませんか。私もそうです。と言いたいですが、実はそうではありません。以前、このコラムでご紹介したビリーズ・ブート・キャンプ、自慢ではなく(ちょっぴり自慢です)まだ続けています。ビリー・ブランク氏、通称ビリー隊長が導いてくれる、30~50分のエクササイズ動画で、とにかくきつく、大量の汗をかきます。効果は絶大で、半年ほど続けた結果、筋肉が適度につき、体脂肪率も低くなりました。体重については伏せますが、腰痛や肩こりも軽減したと感じます。
さて、このビリー隊長はクリスチャンで、エクササイズ中、こちらを励ます言葉をかけてくれます。その一つは、“Where I am today, is where my mind put me. Where I’ll be tomorrow, is where my mind put me.”という言葉です。簡単に訳すと「今の自分になるまで、自分の心が導いてきた。これからの自分も自分の心次第だ」という意味です。なるほどなあ、と思いました。確かに、心がくじけてやめてしまってはどこにも到達できないし、心が間違った方向、的外れな方向に向いていては、間違った場所、的外れな場所に行き着いてしまうでしょう。
聖書にはこうあります。
「わが子よ。あなたの心をわたしに向けよ。あなたの目は、わたしの道を見守れ」箴言23:26
「あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです」マタイ6:21
「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます」ヤコブ1:14,15
ですから、私たちは自分の心がどこを向いているのか、常に見張る必要があります。主を見上げて主に従っていくなら、主の栄光に行き着くことができるし、そうでないならどこか別の所に行き着いてしまうかもしれません。主は導いてくださいますが、私たちは従う必要があります。この夏の一日一日が、主からの栄冠を目指した心の向きで過ごせますように。(きのつらユキ)