大収穫への期待

佐久に来て初めて、畑を作り、キュウリ、ナス、トマト、プチトマト、ピーマン、オクラ、はつか大根(ラディッシュ)、大根、枝豆、スイカ、下仁田ねぎなどの種を蒔き、苗を植えました。田舎育ちとはいえ、ほとんど素人なのに、いずれも大収穫でした。食べきれずに困りました。

差し上げて喜んでもらえるのは嬉しいことです。オクラが灌木のように育ち、多くの実をつけたのは驚きでした。オクラの花は可憐で美しく、食べられることも知りました。

市販のと同じように甘いスイカがとれたのは感動でした。

 これらのことはすべて私の力ではありません。土のおかげです。柔らかくてとてもいい土なのです。そして、一番いい土地を無料で貸してくださり、指導してくださった78歳の土地所有婦人のおかげです。むろん、やはり主です。

 私はただ鍬で耕し、種を蒔き、苗を植えただけです。むろん水撒きはしました。毎日のように畑を見に行きました。しかし、生長させてくださるのは主です。私は見るだけです。

 主イエスの種まきのたとえを実感しました。「別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ」(マタ 13:8)。

 私たちにできること、それはよく耕されて、謙遜で柔和で教えられやすい人になり、素直に従うことです。それがすべてです。主が蒔かれるのは、最上の「いのち」の種なのですから。

 

 さて9月に入り、まず白菜とブロッコリーの苗を植えました。収穫を待つ日々はいいものです。

 神の国の収穫が期待できる人生は幸せです。パウロは「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です」(Ⅰコリ 3:6)と言っています。ただ重要なのは土の状態です。私の心の土壌が柔らかく、素直で、謙虚でありさえすれば、主が豊かな実りを与えてくださいます。