Aさんの証しです。
郷里から来ていた両親が帰る前に、「大切な話をしたいから時間をください。私が先に死んだらこのことだけ覚えておいて欲しいぐらい大切な話だ」と言いましたら、二人とも応じてくれました。そこで福音を説明しました。父母は真剣に考えながら、そして質問しながら、聞いてくれました。私が「4つ法則」の祈りの言葉を読むと、母は「この通り、いつも思っている」と言いました。ハレルヤ。母はやはりすでに信仰をもっていたのだと再確認できました。父はまだこの心境にはいたらないが、私の説明は分かったそうです・・・
「クリスチャンとして、愛する人たちに絶対に伝えておかなければならないことがある。そのために、愛する人たちと真実に向かう時と場所をつくる必要がある。」愛さんの証しは、そんなチャレンジを私たちに残したと思います。
身内の人たちにあらたまって福音を伝えることは、テレもあってなかなかしにくいことです。話しても拒絶反応を示すだろう、話したあと関係がこじれるかもしれない、私の話を聞こうとはしないだろう、親(子、兄弟、兄姉)との間にわだかまりがある、赦せないことがある・・・など、人それぞれ様々な理由があると思います。しかし、愛さんの決断と、その結果起ったことは、私たちを感動させたし、私も同じようなことをしたいと思わせたのではないでしょうか。
「私にもそのようにする勇気を与えてください。そうする時と状況を用意してください」と、「その日」に備えて祈り始めてください。家族の救いはクリスチャンの悲願です。あきらめずに主に訴え続けましょう。
(2004-8-22)