ぼくはヒガシニホントカゲを7匹、カナヘビを4匹飼っています。2年前の夏、ママの友達の農家で見つけて、かわいかったので飼い始めました。名前は「ヒガテー」とつけました。それから、うちの近くでも見つけたので、デカテー、チビテー、チュウテーと名前をつけて、どんどん増えていきました。
何を食べるのか調べると、バッタやクモを食べると知りました。だから、毎日バッタを探しに行くことにしました。ヒシバッタやショウリョウバッタやモリチャバネゴキブリをつかまえてきてピンセットであげたり、飼育ケースの中に放したりします。すると、追いかけられて取り合いになります。最近は、コオロギもあげるようになりました。一番人気はチャバネゴキブリで、とても美味しそうに食べます。餌のことになると、ふだんはおとなしいのに、きょうぼうになります。
トカゲは逃げるとすきまに隠れようとするので、飼育ケースの中には石や枝を入れて、隠れられる場所を作ってあげます。枝はダニがついているかもしれないので、一晩水につけて取り除きます。ダニがついていると、トカゲの体にくっついて、血をすってしまうかもしれないからです。
牛乳パックとアルミホイルで作った隠れ家も、トカゲはとても気に入っています。放したゴキブリが隠れ家に逃げると、トカゲも追いかけます。すると、ガサッ!バキッ!と音がして、しばらくすると舌やアゴをなめながらトカゲが出てくるので、ゴキブリを食べたことが分かります。
トカゲやカナヘビを飼うのはとても楽しいです。一日見ていても、あきません。枝から飛び移ろうとして失敗して、水入れに落ちたりします。砂にもぐって、しばらくすると顔だけ出したりしていて、かわいいです。他のトカゲが、出てきた顔を餌だと思って、かんだりすることもあります。
カナヘビの方が、運動神経が良いです。トカゲよりもカナヘビの方が茂みの中をよく動き回っていて、筋肉が発達しているからじゃないかと思います。赤ちゃんトカゲのしっぽは青くてきれいです。しっぽに敵の目が行って、切りはなして逃げられるようにするためじゃないかなと思います。神様はすごいなーと思います。これからも大切に育てていきたいです。(かんの けいや)