ローマ9章33節

「見よ。わたしはシオンに、つまずきの石、妨げの岩を置く。彼に信頼する者は失望させられることがない」。自分が見えていない人ほど、自分に頼ろうとします。失敗を繰り返しても、なお自分を信じようとします。決して自分の無力を認めようとはしません。そうした頑固な自信が、人生を、いや世界さえをも破滅に導くのです。自分の弱さを認めてこそ、強くてたくましい信仰が育つのです。