主と共に歩む幸せ

きしゃぽっぽを始めて今年で8年目になります。コロナ禍でも、オンラインを用いながら続けることが出来ました。これまで関わってきた親子は数知れず。きしゃぽっぽで聞いた御言葉が、神様の祝福が、ママたちや子供たちの心に残り、何かの時に思い出すことがありますようにと祈りながら続けています。

12年前、私たち家族は釧路で3年間過ごしました。見ず知らずの土地での初めての子育てで、私の支えとなっていたのが教会生活でした。子育てで不安や悩みに直面した時、私には話を聞いて祈ってもらえる家族や教会の兄弟姉妹がいる、立ち返ることのできる御言葉がある、しかし、神様を知らないママたちは一体どこへ気持ちを持っていくのだろうと感じるようになりました。そして、親子が神様の愛の中で憩い励まされる場所を作りたいという思いが与えられ、釧路の教会で親子の集いの場「ママサロン」を始めました。一緒に遊んで、お喋りして、美味しいお菓子を食べて、御言葉を語り、共にお祈りをして。その集まりは今でも、釧路の地で続いています。

東京に戻ってきてから、義姉に誘われて東久留米の教会で行われている親子広場に参加するようになり、いつしかGCCでもこんな親子広場をやりたいと思いが強くなっていきました。それは義姉も同じで、ある時「一緒にやらない?」と声をかけてくれ、親子広場きしゃぽっぽが誕生しました。みんなで救いの汽車に乗って天国へ行こう!という思いが込められています。

先日、毎年恒例、秋のピクニックを行いました。きしゃぽっぽのピクニックは、いつも不思議なくらいお天気が守られ、その日も神さまの祝福をたっぷり受けながらのきしゃぽっぽでした。みんなでお弁当を食べている時に、不意にある女の子が、「わたし、きしゃぽっぽだいすき~!」と言ってくれました。嬉しくてたまらないといった様子で話す姿に、胸がいっぱい。木漏れ日を浴びながら、そこが神様の祝福ベールで覆われているような気がしました。ママたち子どもたちのためと思って始めたきしゃぽっぽ、実は私が一番恵まれ力をもらっているのかもしれない。巡り巡って戻ってくる祝福を感じました。「神は御心のままにあなたがたの内に働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。(ピリピ2:13)」いつもお祈り感謝します。(菅野幸)