いま世の幼児たちの心を捉えてやまないアニメ「パウ・パトロール」。少年ケント率いる犬のパトロール隊が、様々なレスキュー要請に「どんなトラブルもパウパトロールならパーフェクト!」の決め台詞とともに即座に出動し、解決していくヒーロー物語です。我が家の4歳の四男ももれなくハマっているアニメ。先日、大ヒット上映中(?!)の映画「パウ・パトロール~ザ・マイティムービー~」を観てきました(以下ネタバレ注意です)。
マイティ座流星群の中にある隕石からマイティパワーを手にしたパウパトロールたちは、最強の小犬「マイティ・パウパトロール」に大変身。そこに、宿敵のライバール市長が、科学者ビクトリアと組んで彼らのマイティパワーを奪おうと悪だくみをします。この大トラブルに、ケントとパウパトロールたちが立ち向かっていくという物語。
映画の中で、思わずグッとくる台詞がありました。他のメンバーに迷惑をかけたと落ち込み、また恐れがある中でも、自分が動かなければ!と立ち向かうパトロール犬スカイのことば「一歩を踏み出さなければ変わらない!」。そして、自信を失くしたスカイに対して、リーダーのケントがかけたことば「僕は君のことを最初から信じているよ!」。物語は、マイティパワーを取り戻したパウパトロールたちが、それぞれの力を出し合ってライバール市長とビクトリアを倒すというハッピーエンドで幕を閉じます。
この台詞が心に染みたのは、信仰によって一歩踏み出せば道が開ける、イエスさまはいつだって私たちの最高の味方、ということと重なったからかもしれません。
パウパトロールたちが力を出し合って一つのことを成し遂げる様子は、賜物を出し合って建て上げられていく教会のよう。イエスさまこそ、私たちのマイティヒーロー!今年も御言葉を携え、聖霊のマイティパワーをもらって出ていく者でありたいと思います。(菅野幸)