「日本にリバイバルが来る時、教会には次から次へと人がやってきて、神のみことばを聞こうと、主を知りたいと教会は人で溢れかえる。 その時、私はその人たちを迎えるべく、一所懸命に主のために働きたいのです。だから神様、この体を癒してください。」 そのような祈りを1年前にした姉妹がいます。彼女は20代に原因不明の病にかかり、それから30年以上もの間ずっと苦しみの中に生きています。考え尽くせるだけの全てをやっても治らない病。今までいったいどれほどのお金をつぎ込んだことでしょう。その彼女が祈った祈り。そんな素晴らしい時が来たのに、私が弱くて床に伏せてばかりいたら、私の生きている意味は何でしょうか。その時のために私を元気にさせてください。彼女は日本にリバイバルが来ると本気で信じ、そう祈ったのです。

その言葉を聞いて、私は衝撃を受けました。そんなワクワクするビジョンを持ったことなんてなかった! 日本中の教会の扉が開かれ、人が溢れかえり、礼拝するために列をなしている。そんなビジョンを持って主に祈る。この時代に、この日本に、同年代に見せられたその信仰に圧倒されました。もし、教会の皆が同じビジョンを持って毎週集い、礼拝し、やがて来るその時のために粛々と準備をしていくのなら、私たちはそれを見ることができる。絶対に見ることができる。そのように思わせてくれました。

1549年ザビエルが日本にきて福音はあっという間に広がりました。国は恐れを持ち、鎖国と禁教をしたのです。福音の力は凄まじく、200年以上もの間鎖国を続けなければならないほど。これをリバイバルと呼ばずとしてなんと呼ぶのでしょう。今から約500年前、確かに日本にリバイバルの嵐が吹いたのです。 今、私たちは、どれだけ日本にリバイバルが来ると思っているでしょう。真剣にそのことに向き合っておられる方はいるでしょうか? 神様がやがて来られる、いつ来るかわからないその時のために、油を絶やさずに待っているでしょうか?

その祈りをした彼女は、1年経って驚きの回復をしています。顔はふっくらしてツヤを持ち、髪の毛もたおやかになっています。何より彼女の信仰がますます輝いて、主の御声に耳を傾け続けています。

( maki.K )